フリーレン

『2021年マンガ大賞』葬送のフリーレン‐あらすじとネタバレ

葬送のフリーレン」(そうそうのフリーレン)は週刊少年サンデーにて2020年より連載中

2021年3月16日にマンガ大賞を受賞
2021年「全国書店員が選んだおすすめコミック2021」2位。
2020年「このマンガがすごい!2021」オトコ編2位
他多数受賞。

現在4巻(2021/3)。
2021/3月時点で累計発行部数は200万部を突破。

葬送

原作・山田鐘人、作画・アベツカサ

葬送(そうそう)とは、死者と最後のお別れをして、葬場や墓地に送り出すことです。
そのための儀式のことも葬送といいます。

フリーレン(主役)はエルフなので寿命がとても長いです。

人間にとっての100年もエルフにとっては10年の感覚にもなりません。

そんなフリーレンは一緒にいた人間を葬送することが日常になります

では、あらすじから見ていきましょう。

葬送のフリーレン‐あらすじ

葬送

「葬送のフリーレン」の主役はエルフのフリーレンです。(画像右側)

物語は勇者一行が世界を救ったところから開始されます。

約10年にのぼる長い旅を得て、始まりの町に勇者たちが帰還します。

人間にとって10年というのは長い年月です。

しかし、フリーレンは言います。

短い間だったけどね

フリーレンはエルフで10年というのは彼女の人生の100分の1にも満たない年数です。

だから、フリーレンはみんなと別れるときに短い間と述べたのです。

フリーレンはまた旅立ちました。

そして、50年後、また始まりの町に戻ってきます。

そこにはおじいさんになった勇者ヒンメルがフリーレンを出迎えました。

50年前と同じく、みんなで集まって50年に一度訪れる流星群を見つめます。

ほどなくして、勇者ヒンメルは寿命で亡くなりました。

葬儀中、フリーメンは泣きません

薄情だと陰口をたたかれますが、フリーレンにとってたった10年で人を知ることはできないと思われるのです。

フリーレンはそんな自分に涙を流します

「…人間の寿命は短いとわかっていたのに…
…なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…」

フリーメンは勇者ヒンメルから何かを受け取ったようです。

人間にとっての100年は一生。

人は死ぬ前になると死を考えます。

その死生観をフリーレンは受け継いでいきます。

その20年後、勇者の次は僧侶ハイターに会いにいきました。

飲んだくれだったハイターは、勇者のような人助けはせずにひっそりと暮らそうと思っていました。

ですが、勇者ヒンメルの死生観に影響をうけています。

私がこのまま死んだら、彼から学んだ勇気や意志や友情や、
大切な思い出までこの世から無くなってしまうのではないかと。

僧侶ハイターは一人の魔法使いの素養をもった孤児の女の子(フェルン)と暮らしていました。

彼は自分が死んだ後、幼いフェルンとフリーレンが一緒にいて欲しいと思いました。

フェルンが一人前になった頃、ハイターは息を引き取りました

ハイターの意思を引き受け、フリーレンはフェルンとともに旅にでます。

フリーレンの旅の目的は、人を知ることになりました

勇者一行とたどった道筋を再びたどります。

次は世界を救うためではなく、自分を見つめるために。

魔物がいなくなっても、決してみんなが幸福にはなっていない世界をたどっていきます。

その中で勇者のとった行動の意味を知っていきます。

2021年マンガ大賞・葬送のフリーレン‐みどころとネタバレ

葬送

フリーレンはエルフです。

エルフの寿命

エルフというのは寿命が長いのですが、恋愛感情や生殖本能が軒並み欠落しているとフリーレンは言います。

そのせいで、緩やかに絶滅に向かっていると。

そんなフリーレンも人の感情がわかりません

人間が涙していること、喜怒哀楽の感情、恋愛感情、そんな人にとって当たり前に思われるものがわからないのです。

なので、それを知る旅になりました。

種族での違い

葬送

フリーレンはエルフなので人の感情がわかりません。

それでも、それを知っていこうとします。

そうやって種族ごとに違いがあることを、フリーレンは知っています。
(上画像右側が魔族)

ある町で、魔族が悪だくみをしていました。

フリーレンは人のふりをしている魔族に声をかけます。

お前達魔族は人の声真似をするだけの、言葉の通じない猛獣だ。」

そしてフリーレンはつぶやきます。

「わかり合うための言葉ではなく、欺くための言葉。」

フリーレンは人の形をする魔族を人とは考えません。

私たちは生物をみるときになんでも擬人化しがちです。

例えばライオンをイメージします。

ライオンが人になったとすれば、そのライオンも人のようになるだろう、と。

でも、ライオンが喋れたとしてもライオンが肉食なのは変わりません

餌を食べるための方便として、言葉を使うこともあるでしょう。

魔族が人間に対して向けるまなざしも、餌以外にないとフリーレンは言います。

だから、世界は魔族対人間という構図があるのだと。

そして、それを意識するならばエルフというのはどこに位置するのかというのは疑問になります。

フリーレンは人の気持ちをわかろうとしています。

1000年以上は生きているフリーレン。

そして、彼女はどんな知識も読み解き、魔法も開発してしまう天才です。

そんな彼女なのに、いまだに人の気持ちがわかりません。

エルフ族がいないので、いつも人とは一緒にいるのですがその気持ちが読み取れません。

ずっと孤独な状態。

私たちは逆に、そんなフリーレンの気持ちを読み解こうとして本を読み進めたくなるのかもしれません

2021年マンガ大賞・葬送のフリーレン‐まとめ

葬送のフリーレン」(そうそうのフリーレン)は週刊少年サンデーにて2020年より連載中

2021年3月16日にマンガ大賞を受賞
他多数受賞。

現在4巻(2021/3)。
2021/3月時点で累計発行部数は200万部を突破。

原作・山田鐘人、作画・アベツカサ

自分が不死に近いとして、周りの人が死んでいく死生観。

かつ、人間に似ているけれど種族として違う感情について見つめています

アベツカサさんのツイッターはこちら。

さすがの作品!読み応えがあります!

 

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