ジャイアントキリング

「2月の勝者」4巻ネタバレ‐28話から36話のまとめ。「ジャイアントキリング」は誰?

2月の勝者」はビッグコミックスピリッツにて連載中の中学受験コミックです。
既刊10巻11巻は2021/4予定。
2020年にテレビドラマで放映される予定でしたが、放送延期となっています。

>>3巻(18-27話)「偏差値40から50に上げる方法」はこちら。

では、4巻ネタバレあらすじにいきます。

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「2月の勝者」4巻(28-36話)‐あらすじ

「2月の勝者」3巻の終わりでは、「ジャイアントキリング」の可能性のある子が一人いる。

と、黒木は語りました。

ジャイアントキリングは下剋上の意味。
つまり、偏差値がその時点で低くても大きく化ける可能性のある子どものことです。

では、4巻ではそれが明らかになるのか!?

と思いきや、またその可能性をにおわせただけです。

しかも、人数が増えました。

「ジャイアントキリング」の可能性は3人いる、と。

一度、3巻に立ち返ります。

この時点では「ジャイアントキリング」の可能性は1人でした。

黒木は生徒たちにある問いかけをしました。

夏期講習のテキスト、この『☆』がついている基礎問題『だけ』やってください。
本当の意味でしっかりとこなせば、誰でも『偏差値58』までは上がります!

黒木はこのセリフを生徒に向けて言いました。

よくこの文章を読んでみると、何を言っているのか明確なことを示していません。

でも、クラスのみんなは理解できた!といいます。

ただ一人だけ、柴田まるみだけがこう答えました。

「あ…すみません…質問…なんでしたっけ…?
なんかみんなの答え聞いてたらわかんなくなっちゃって…」

私はこの時点での「ジャイアントキリング」は柴田さんだと思いました。

ただ一人自分のこととして質問を考えることができたからです。

他の人は不明確な問いに対して、理解ができたとよく吟味せずに言っています。

ただ、4巻ではその答えはださずに「ジャイアントキリング」は3人に増えました。

そして増えた経緯として、黒木はある仕掛けを生徒たちにしたのです。

元受験生のOBを学校に呼びました。

今は中学生になっているOBの子たちは、受験の失敗談を生徒に語ります。

中学受験とは、「生徒の7割が第一志望に受からない」狭き門。

なので、OB達は失敗体験を持っています。

それを聞いた生徒たちは受験を恐れはじめました。

今井理衣沙(生徒は言います。

「だって、ほんとに『落ちる』ことってあるんでしょ?
みんな『受かった』ってハナシしかしないじゃん。」

この失敗談を聞いて、生徒たちは「勉強をやらないとまずい。」という意識に変えさせられます。

その後に黒木は生徒たちに「個別指導塾『ノビール』」を進めます。

大学生バイト講師とのマンツーマンで月額3万円。

黒木「前に季節講習のことを『課金』と言いましたが、そんなライトな課金だけでは大した武器など手に取れません。
『勝つ』ためにこのステージに来たというのなら…お教えしないと。
重課金』コースを。

この言葉をどうとるのか。

お金で方法を得て最短の距離を取れれば、夏休み前の今なら偏差値50から70の高校へ受かることができるかもしれない。

お金で自分の切り開く道を買うか、それともそれを躊躇してあきらめるのか。

受験を自分のこととして受け容れ、しかも最短の『重課金』武器を手にする

目に見えるもので人を評価する黒木は、その判断ができる生徒を「ジャイアントキリング」と呼ぶのかもしれません。

では、その『重課金』武器は誰が手にするのか。

それは5巻に繋がります。

 

そして、物語は並行して、そんな黒木はお金目当てなのか、それとも生徒に対して親身になっているからそんなことをしているのか。

黒木の内面、生い立ち、なぜフェニックスという名門塾から成績の振るわない桜花ゼミナールに来たのか。

その謎にも迫っていました。

そこも5巻につながります。

「2月の勝者」4巻(28-36話)‐名言

桜花ゼミナールで成績1番の島津くんとそこそこの成績の上杉くんがケンカをしていました。

島津くんは言います。

偏差値60以下の学校なんて学校じゃない
そんなとこ目指してる奴らなんてまじゴミ。」

勉強にコンプレックスを持っている上杉くんにそう言ったのです。

上杉くんは手を出しました。

島津くんに殴り掛かったのです。

ケンカをいさめられて落ち込んでいる上杉くんは新任講師佐倉に言います。

「先生…僕…間違ってないよね…?」

佐倉はきっぱり言います。

「うん、間違ってない。」

この事件をきっかけに、島津君と上杉君は仲が悪くなっていきました。

子どものケンカはよくあるのですが、この時点で2人が12歳だということを考えます。

すると、この事件の裏の意味が見えてくるのです。

 

島津くんの家庭は荒れていました。

父親が島津くんに期待をかけすぎているのです。

島津くんは父親にこのテストをやってみろとテストを受けさせられるのですが、結果が良くありませんでした。

父親は激怒します。

島津くん本人にではなく、母親にです。

偏差値50の学校なんて学校じゃないぞ!
今頃こんな問題に時間かかってるようじゃ
絶望的にゴミだ!!!

どこかで聞いたセリフです。

島津くんは父親の言葉を真似ていたのです。

続けて父親は母親に向けてこう言います。

母親であるお前のせいだぞ!!」

島津くんはその言葉をドアの向こうで密かに聞いていました。

 

あくる日、島津くんは塾を休みました。

家出です。

公園の片隅に隠れていました。

塾のみんなが探し、母親も探します。

見つかって怒られる!と思った島津くんですが、母親に抱きしめられます。

母親「よかった……!
よかった無事で…!」

島津くんは泣きながら言います。

「ごめんなさい
ごめんなさい!
問題解けなくて
塾も逃げ出して…ごめんなさい!」

母親は言います。

「そんなに辛かったなんて知らなかった…
ずっと成績も良くて、勉強が好きなんだって思ってたから…
謝るのはママのほう。
だから…
嫌なら…やめていいよ?
中学受験。
やめていいよ?ね…?」

そういう母親に、島津くんは叫びます。

嫌だ!
嫌だやめない!
やめたらママがパパにいじめられる!!!
いやだぁ いやだよお!!
もうママが泣いてるのいやだよおお!!

家庭の問題なので、先生たちは立ち入ることはできません。

母親は島津くんが塾をさぼったことを父親に伝えました。

案の定、怒られます。

「塾をサボった!?
甘いんだよお前は!
あんなクソみたいな学校の問題もできないんだぞ?
ゴミだろゴミ!!
お前は順をゴミ溜めにいかせることになってもいいのか!?」
(順=島津くんの名前)

この怒号は一人部屋にいて寝てるはずになっている島津くんに丸聞こえでした。

しかし、今回、母親は泣きながら父親に言います。

「あなたは…もし順が、
そういう学校しか受からなかったとしたら…
順は人間以下だっていうんですか…?」

父親は脅すように「はぁ?」と言いますが、母親は続けます。

順が…
たとえ順が…
どこにも受からなかったとしても、順は順です…!

この言葉を島津くんはドアを隔てたところで一人聞きながら涙を流していました。

「2月の勝者」4巻(28-36話)‐まとめ

黒木の目的は経営者目線のお金なのか、それとも教師目線の生徒のためを想ってなのか。

彼の生い立ちや目的をさぐる物語が進展中。

受験の物語としては、偏差値58の壁をどのように破っていくのか。

それを破る「ジャイアントキリング」が3人いるというのは誰なのか

その謎を持ちつつ、5巻に続きます。

>>「2月の勝者」5巻「学力UPに差がついた2つの理由」

ジャイアントキリングは番狂わせとか大物食いも意味するよ。


>>1巻(1-8話)のあらすじはこちら
>>2巻(8-17話)中学受験の3月はこちら
>>3巻(18-27話)「偏差値40から50に上げる方法」はこちら。
4巻
>>5巻(37-46話)「学力UPに差がついた2つの理由」はこちら
>>6巻(47-55話)「受験は運!?親の狂気」はこちら。
>>7巻(56-63話)「小学生のメンタル」はこちら
>>8巻(64-71話)「父親の狂気」はこちら
>>9巻(72-80話)「島津家の離婚」はこちら
>>10巻(81-89話)「偏差値は気にしなくていい!?」はこちら。
>>11巻(90-98話)「偏差値は急激に伸びる!?」はこちら

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