二月の勝者 9巻

「二月の勝者」9巻ネタバレ-72話から80話のまとめ。「島津家の離婚!?」

2月の勝者」はビッグコミックスピリッツにて連載中の中学受験コミックです

既刊10巻11巻は2021/4月12日
2020年にテレビドラマで放映される予定でしたが、放送延期となっています。

>>「二月の勝者」8巻(64-71話)「父親の狂気」はこちら

では、9巻ネタバレを見ていきます。


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「二月の勝者」9巻(72-80話)-あらすじ

「2月の勝者」8巻では、島津家の崩壊が描かれています。

島津順くんが父親に手を上げて、家にパトカーが来ていました。

父親が警察に電話をかける行動をみて、母親は順くんを連れて実家に帰ります

離婚をしようと考えはじめました。

そうした場合の懸念は、経済的に私立に通わせることができないこと。

母親は受験を止めさせようと思っている旨を黒木に伝えます。

そんな母親に黒木は言います。

「順さんにどんな人間になってほしいのか。」

そして母親の責任を問います。

すでに順くんは開成(御三家といえる偏差値トップ中学)に挑んでいます。

黒木「そもそもその気にさせたのはあなた方ですよね?
彼を『船』に乗せたのはあなた方だ。

子どもに夢をみさせてきたのに、親の都合で勝手に降ろさせることに対して母親の責任を黒木は問います。

我慢も無理もする必要はありません。
正直、離婚は賢明だと思いますよ。

このことを母親に言い、順くんが受験をやめなくていい方法を3つあげます。

1、奨学金制度のある学校へ行く。

2、国公立の中学の受験。

3、開成の奨学金を利用する。

順くんは開成にいくためにがんばってきたで、3の選択肢が一番な気がします。

ところが、黒木はこの3の選択肢を最後まで出しませんでした。

なぜか。

それには成績ではない条件がありました。

「年間所得が218万円以下、または給与収入400万円以下の世帯の子弟」

つまり、親の「離婚」が前提にある提案なのです。

順くんは、父親と離れて暮らす間、母親の実家でのんびりとすごしました。

テレビをだらだらみたり、遊んだりしていました。

でも、そうしているうちに、勝手に勉強がしたくなってきていました。

そして、1人で塾まで黒木に会いに出かけます。

問題が解けたから見て欲しい、と。

開成高校の過去問に挑んでは、こんな問題を出すような学校に行きたい!

この問題が解けたことにゾクゾクした!!

目を輝かせながら順くんは黒木にその体験を語ります。

俺、勉強自体が嫌いになったんじゃなかったんだ、って……
それがわかって嬉しかった…!

順くんは自分が勉強を好きなことを再確認しました。

そして、順くん自身が母親に言います。

開成受験したい…!!
自分の力を試したい!

母親は決意を固めて黒木に言います。

先生を信頼してこの子を預けます。」

受験をすることによって、離婚の後押しになりました。

 

子どもの方針によって、家庭内トラブルと言うのは毎年あるそうです。

黒木は言います。

「どんなに温厚で冷静な方でも必ず、親御さんのメンタルに3回のクライシスが来ます!」

3回の「危機」(クライシス)とはどのようなものなのでしょうか。

10巻に続きます。

「二月の勝者」9巻(72-80話)-黒木の過去

島津家の一件のことがあり、他の講師陣に黒木は自分の過去を語ります。

私は自分の生徒を潰した過去があります。」と。

それは黒木が家庭の事情に介入したからだと語ります。

2年前のこと。

黒木はいつものようにフェニックスの最上位クラスを教えていました。

その中でクラスが落ちた生徒(晶)が黒木に言います。

どうにかして上のクラスに戻れないか、と。

フェニックス校では成績順にクラス分けが行われるのです。

子どもがそんな提案を強く言ってくるのには何かがあります。

勉強好きな子が勉強を嫌いになる理由

それは勉強をめぐる親との争いが嫌いだからです

そして、黒木は気がついてしまいました。

晶くんの腕に数か所のつねられた痣(あざ)があることに。

それから晶くんから目を離さずにいた黒木ですが、ある日、晶くんが額に絆創膏をしていました。

事情を聞きます。

〇〇中に受からなかったらぼく、何されるかわからないよう…

黒木は晶くんを助けるために、個人的に勉強をみることにしました。

ただ、その個人的なことが晶くんの母親にばれて、黒木は正式に家庭教師として依頼をうけました。

彼は志望校に合格した。
しかしそこからが本当の悲劇だった。

このように黒木は語ります。

何があったのかというと、晶くんは「深海魚」になってしまったと言うのです。

「深海魚」というのは成績についていけず
沈んだまま浮上できない成績の生徒のことです。

熱意で頑張って食らいつける生徒もいるのですが、晶くんは親の希望にそった志望校だったので本人の熱意がそこまででてきません。

晶くんは引きこもってしまいました。

「合格する」ことばかり考えて「その後」があることを大人たちは忘れていたのです。

私立校に馴染めず、地元の公立中に転入することになりました。

が、親はそのことを恥ずかしいと晶くんに言います。

母「『理想の息子』になれないなら出てって!

この言葉を聞いた晶くんはバットを取り出して家の中をめちゃくちゃにします。

家庭崩壊が起こりました

そして、このことは現在進行形です。

中学3年生になった晶くんはまだ家に閉じこもったままです。

黒木はときおり晶くんの家に訪れては、ドア越しに晶くんの勉強のフォローをしているようです。

黒木は言います。

「我々は本当の意味で『当事者』ではないからわからない、ということ。」

塾講師は受験のプロでありながら、合否に責任を持つ必要、生徒の人生に責任を持つ必要もない。

「そんな我々に、親が背負っている重荷などわかるはずもない。」

そんなことを思う黒木は自分の弱点を言います。

『想像力』と『共感力』の無さ。

人の気持ちを想像する力と、それに寄り添うための共感力が足りないと言うのです。

そのため、黒木は佐倉や桂先生の力も借りたいといいます。

「全てのサインを見逃さないよう。いろんな視点が欲しい。-
全ての生徒の『合格』を…!」

黒木の過去の行動の真意はお金ではなく、生徒のためを想っての行動だったようです。

「二月の勝者」9巻(72-80話)-まとめ

島津順くんの受験は、父親の強制から解放されてどうなるのでしょうか。

そして、3回は訪れるという親のメンタルのクライシスとは。

だんだんと明らかになる黒木の過去。

今回は過程に介入しすぎたことで引きこもりになってしまった生徒がいたことが発覚しました。

10巻に続きます。
>>「2月の勝者」10巻「偏差値は気にしなくていい!?」

こんな過去があったんだね。
前後の話が気になった方はこちら。

>>1巻(1-8話)のあらすじはこちら
>>2巻(8-17話)中学受験の3月はこちら
>>3巻(18-27話)「偏差値40から50に上げる方法」はこちら。
>>4巻(28-36話)「ジャイアントキリングは誰?」はこちら。
>>5巻(37-46話)「学力UPに差がついた2つの理由」はこちら
>>6巻(47-55話)「受験は運!?親の狂気」はこちら。
>>7巻(56-63話)「小学生のメンタル」はこちら
>>8巻(64-71話)「父親の狂気」はこちら
9巻
>>10巻(81-89話)「偏差値は気にしなくていい!?」はこちら。
>>11巻(90-98話)「偏差値は急激に伸びる!?」はこちら

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