大人気コミック「推しの子」は週刊ヤングジャンプに連載中。
現在3巻まで出ています。(2021/2)
原作・赤坂アカ。作画・横槍メンゴ
単行本の累計発行部数は60万部を突破(2021/2)2021年マンガ大賞ノミネート。
「推しの子2巻」ではアイドルのアイが亡くなって、その子どもの双子は高校生になりました。
双子は伝説のアイドルアイの隠し子です。
では、2巻のネタバレを見ていきます。
「推しの子」2巻-あらすじ
双子の妹・ルビーはアイドルになりたがっているのですが、オーディションに受かりません。
何故かと言うと…
兄のアクアが邪魔をしていたから。
アイドルというのは30歳くらいで引退。
給与も少ない。
なのに、人からの監視をうける。
アクアにとってアイドルは劣悪な労働環境なので、ルビーにはアイドルになってほしくなかったのです。
ところが、ルビーは道端でスカウトを受けました。
ほっておいてもアイドルになってしまうくらいならば、自分の事務所でアイドルとして売り出した方がまし。
そのように思ったアクアは、育ての親のプロダクション事務所にアイドル部門を再び立ち上げました。
こうしてルビーはアイドルになったのです。
では、双子の兄、アクアはアイドルになるのか?
アクアは幼いころから演技の勉強をしていたのですが、自分には才能がないことを悟ります。
役者の道を諦めていたのですが、顔が良いことから役者のオファーが偶然にもやってきました。
共演するのはかつて一緒に出演した有馬かなです。
今は伸び悩んでいる彼女ですが有名な子役でした。
泣く演技はとても評価されています。
アクアは初めて演技をしたときに、有馬かなが負けたと思うほどの良い演技をしました。
それを覚えていた有馬かなは、端役にアクアを指名。
有馬は今主演中の「今日あま」を成功させたいと思ったのです。
「今日あま」の演技はひどいと評判だったので、有馬はアクアを採用することで少しは作品を良くしたいと思いました。
アクアは久しぶりに演技をします。
「俺にはアイみたいな才能がない
視線を釘づけにするオーラがない
演技が上手いわけじゃない
だから
使えるものは全部使う-
全部使ってでも アイみたいになってやる」
アクア自体の演技は目立ちませんでした。
ところが、相手役の有馬の演技が好評!
アクアは主人公役の男の子を怒らせることで演技を良くしました。
アクアには全体をみる能力があります。
前世は東大医学部の偏差値70です。
演技が下手だと自覚しているからこそ、すべての視点をみることで全体がよくなりました。
とはいえ、アクア自身は俳優に向かないとは言っていますが、周りはその全体を把握する能力を高く買っています。
頭の良いアクアですが、その全体を見れるという自分の能力が必要とされていることに、まだ気がつけていない状態です。
「推しの子」2巻-次回の展開
アクアは顔が綺麗なことから「今日あま」のプロデューサーに「恋愛リアリティショー」に出てみないかと声をかけられます。
そもそもアクアが「今日あま」の仕事を引き受けたのは、そのプロデューサーがアクアの親だという可能性があったからです。
アクアはアイが亡くなってから、アイを殺すきっかけを作った人物に復讐を誓っています。
そのプロデューサーがその人物なのか?
遺伝子で調べたところ、違いました。
それでも、プロデューサーはアイが好きでした。
アイに似たアクアに自分の番組に出て欲しかったのです。
そして、そのプロデューサーがアイのことで他のことも知っているかもしれない!?
そんな情報を聞いてアクアはプロデューサーと仲良くなるために、その企画を受け入れました。
3巻に続きます。
「推しの子」2巻‐まとめ
1巻の構成とは違い、2巻は学園生活が語られます。
構成のギャップもまた魅力ですね。
1巻は凝縮されて小説を読むかのように楽しめる。
2巻以降はその後の具体的なストーリーを追って楽しむ、という印象を受けます。
アクアの復讐劇、アイを殺すきっかけをつくった人物は見つけられるのか。
ルビーは芸能界でどんな活躍をするのか。

3巻に続きます。